私は今、最下層の人間だ。
日雇い派遣会社をいくつもハシゴし、出禁になっては新たな派遣会社に登録する。
長期派遣や正社員が決まりそうな仕事に就けば、数日就業しただけで、結果的に契約期間を満了できず、退職の運びとなる。
11月末からは、夜間の工場で働いていた。
拘束時間は送迎バスの時間も合わせたら17時間。
送迎バスの集合場所までは30~40分程だが、24時間のうち、残り6時間で食事を摂り、簡単な家事をし、今晩の準備を済ませて眠り、再び支度をして出勤するとなると、かなりハードなスケジュールだった。
しかし、夜勤の方がまだ勤務できた。
朝からの仕事は難しい。これもうつの特徴なのだろうか?
夜勤の現場では、恐らく全員が、ワケありの人間だろう。
ビックリ人間に多々会ったが、それでも私もその中の一員である。認められない、認めたくない真実。
どこかで周りをバカにしながら、しかし同時に私自身も貶めながら働く。
けれど今はそれしかできなかった。他にできる仕事が見当たらなかった。
職場には外国人労働者が多数いた。
その事も私を落ち込ませる。
安い賃金で雇える外国人労働者が多く働く職場で、働いている日雇いの人間。
数字やカタカナが書けない外国人は多かった。
日本人も、数が書けなかったり、質問ができなかったり、些細な事で喧嘩をし出したり、言われないと何もしなかったり、言われたことしかできなかったり。
そこすらも出禁になった私は、まさに社会の底辺。
出勤することができないのだ。外に出たくなくて。
外には傷つけるものがたくさんあるから。
底辺。私に未来は、あるのだろうか。